DAC AD1852を箱詰めしました [オーディオ]

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 私のオーディオ自作のきっかけとなったデビュー作のアナログデバイゼスのAD1852を使ったDACです。以前電源トランスを焼いてしまって以来放置されていたものを満を持してケースへ実装しました。電源基板を新規作製したためこれからエージングですので音質に関するインプレはしばらく先ですが、とりあえずこんな感じで出来ましたという紹介です。

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 背面です。一系統のLineOutとデジタル入力端子であるUSB端子、あとはAC100Vのインレットだけですのでいたってシンプルです。

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 内部ですがごらんの通り高密度実装となりました。前回紹介したPCM1781・DACでも詰め込んだなぁと思っていたのに、あれがスカスカに思える密度です。左下のトランスは9V×2回路のものです。これをそれぞれブリッジ整流してデジタル用5Vとアナログ用5Vの2つの独立した電源としてます。AD1852はアナログとデジタルの5V端子が設けられているので2ch分用意しました。同一電源でも問題なく動きますし音質もちょっと聞いた感じでは差が判らなかったのですが折角自作するので妥協はやめました。次に左上のトロイダルトランスですが12V×2回路のものです。こちらはローパスフィルタに使われているオペアンプ用の±10V電源用です。こちらの平滑コンデンサですがいつもはMUSE・KZにFineGoldをパラで入れるのですが、今回はMUSE・ESをパラにしてます。理由は単にFineGoldが品切れだったのでESで代用というだけです。こういうことするからあとでDACの音質比較評価で困るんですよね・・・(^^;; この部分以外は先日紹介したPCM1781・DACとまったく同じ構成なんでエージングが終わったら音質比較予定です。

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 早速アンプに繋いで聞いてみました。今回もOSコンが何箇所か入ってますので100時間ぐらいは通電しないと本来の音は出てこないと思いますが、とりあえずちゃんと聞ける音で鳴ってます。思ったより低域が出ててちょっと驚きました。AD1852ってもっとモニター的な音と思っていたのに・・・ ローパスフィルタのオペアンプはとりあえずOP275を使いました。入力段がFETのオペアンプで安価なのに癖の無いバランスの良い音を出す印象の石です。オペアンプの手持ちは10種類ぐらいありますのでそのうち取り替えて音の違いを楽しむつもりです。



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