6DJ8全段差動ミニワットアンプ その4 [オーディオ]
もうすこし低域特性を欲張ることができないかと思い少し改造してみました。やったことは2つです。一つめは100μFの電源平滑コンデンサに上乗せで180μFのコンデンサを追加。二つめは6DJ8の820Ωのカソード抵抗をLM317を使った定電流回路へ変更したことです。LM317に使った抵抗は62Ωですので凡そ20mAの定電流回路となる計算です。
改造後は写真のようになりました。LM317には念のため小型のヒートシンクを取り付けました。このサイズのヒートシンクでも駆動中にさわると結構熱いです。ざっくり50℃ぐらいでしょうか。たかだか0.4Wの消費電力ですので付けなくても平気かなとは思うのですが手持ちがいくつかあるのでつけちゃったというところです。
改造の効果ですが、低域の音量が上がり締りも増してより全段差動アンプっぽい筋肉質な低域になりました。改造前と同じボリュームポジションなのに全体的な音量が上がった気がします。もともとギリギリの音量で鳴らしているので少し変わるだけでもずいぶん効果があるように感じます。音のスケール感が増したというか、やっぱ小さくても全段差動アンプだなーって感じですね。多分音の変化は定電流回路へ変更したことが大きく効いていると思います。しばらくこの状態で聞き込んでみようかな・・・
2011-08-05 13:36
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