AD1852 DAC [オーディオ]

SH370013.JPG

 『オーディオ機器を作る』にて出品されているキットのAD1852を使ったDACです。こちらは私のオーディオ自作のデビュー作です。トロイダルトランス3個を使って±12Vとアナログ用5V、デジタル用5Vを生成してます。右上の基板がAD1852キットです。左上がDAIになります。DAIにて同軸デジタル信号を受けてI2S信号を生成してDACへ受け渡し、アナログ信号として出力します。この電源を作ったときはハラハラドキドキでした。なんせAC100Vへの通電です。火事になるのではないかとか心配で心配で仕方ありません。電源を初めて入れたときにはすべての電解コンデンサが爆発しました。(笑) 極性を勘違いして全部逆にしてしまいました。おかげでまた電解コンデンサを買いに行くはめに・・・ 気を取り直して再度通電した時には、5歳児の息子に『今度は煙でないよ~』と残念がられました。(爆) おかげとそれ以来は燃えることも爆発することもありません。設計通り動いてます。このままではなんなのでケースに収めることにしました。

IMG_0836.jpg

 ソニーのサラウンドアンプがジャンクで売られていたのでケース利用のために買って来ました。4000円でした。中身は完全に死んでいたのですがトランスぐらいは使えるかな・・・? とにかくケースさえ使えれば良しです。DAC一式とペルケ式ヘッドホンアンプを入れました。ヘッドホンアンプは前回紹介したので省略します。AD1852のDACですが、なにせデビュー作なのでそのまま組んだだけです。あとから電源の重要性に気づいたため、普通に3端子レギュレータで必要電圧を作りました。これはこれで良い音してますがオンキョーのSE200PCIと比較しても劇的な差は感じられなかったです。やっぱ電源系と組み合わせて真価を発揮するのだと今更ながら思います。このAD1852DACはエージングに時間を要しました。電源の方がエージングが必要だった可能性もありますが100時間ぐらいたってから良い音だなーと思えるようになってきました。しかし、なにせ処女作なのでショットキーバリアダイオードもLEDレギュレータも、KZ平滑コンデンサも投入してません。今度はこのあたりを全面投入して比較してみたいです。なにはともあれ、このDACキットがリリースされてなかったら現在の私は無いという思い出のキットです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。