現在のオーディオシステム [オーディオ]

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現在一番凝っているのは自作DACと真空管アンプを使ったPCオーディオです。

スピーカー   KEF IQ9
プレーヤー   Lilith+ASIO4ALL (自作PC:Core2Quad9400)
自作DAC    DAI:PCM2706 DAC:TDA1543 抵抗IV
自作アンプ   真空管6BX7GT 全段差動式(出力:3W)

主にJAZZとクラシック、JPOPを聞いてます。
大学時代(90年頃)にオーディオブームが絶頂だったこともあり当時の売れ線であった10万円前後のバラコンを揃えて大切に持っていたのですが、パソコンのチープなSPでばかり再生して全然使わず埃をかぶってました。
当時揃えたシステムはSPがBOSEの501Z、アンプがサンスイのAU-α607LEX、CDPがソニーのCDP337ESDでした。やっぱり私にはネットサーフィン中にワンクリックで再生できる利便性が重要なようです。
 そこで何気なくPCのLineOutとアンプを繋いで鳴らしてみたところ、SPとの距離があまり取れないのに違和感なく聞けます。少なくともチープなパソコン用SPよりは断然良いです。気を良くしてPCオーディオとして楽しむことにしました。2004年頃のことです。それからはオンキョーのサウンドカードやローランドのUA-25EX等を次から次へと試しました。SE-200PCIは良い線行ってましたが、やはりちゃんとしたCDPにはかないません。※Windowsのカーネルミキサー回避のためのASIOドライバーと対応プレーヤー(LILITH等)の導入は必須

 色々考えた挙句、データ再生機としてはPCは優れているので、ちゃんとした電源を積んだDACがあればCDPと遜色ないはずという結論に達しました。当時リーマンショック後で仕事が暇だったこともあり、自身のスキルアップを兼ねてDACを自作することにしたのが現在の自作PCオーディオの趣味の始まりです。『オーディオ機器を作る』というHPのyasumasu2_99さんのキットを購入して勉強を始めました。格安でキットを提供されており大変助かりました。

 個別の機器の詳細は追ってUP予定ですが、とりあえず現在のシステムのインプレです。
オーディオの音は7割はSPで決まってしまうと思います。澄んだ高域とボーカル、チェロ、コントラバスが前面に押し出されるSPを求めてKEFのIQ9へ買い替えました。このSPは1セット20万円弱と小遣いサラリーマンが買うにはちょっと高価でしたが無理して買う価値があると思います。同軸2Wayユニットと16cmウ-ハー2機を搭載しており、低域寄りで迫力がありながらも全域のバランスが良く、高域は澄んだ乾いた感じの音質です。このSPの特性を最大限引き出すことを目標としてDACの回路とパーツを試行錯誤しました。DACは特に電源系の影響が大きく、ここを凝ることで艶やかな音質になりました。真空管アンプもこのシステム用に追い込んで作りました。ペルケさんの『情熱の真空管』というHPを参考に全段差動方式を採用しましたが、低域の締りとボリューム感が凄くてJAZZを聞くにはもってこいという鳴りっぷりをします。POPSもなかなか良く、CrystalKayやJUJUなどは毎日聞きたくなります。


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